平成28年11月18日(金)長野県高山村の高井寺本堂にて、埼玉県坂戸市H様、新潟県上越市H様、東京都練馬区K様、長野市S様のご遺品や仏像・お位牌などの感謝の法要をお勤めしました。
埼玉県坂戸市H様
新潟県上越市H様
東京都練馬区K様
長野市S様はお持ち込みいただきました。
内陣にお飾りして法要をお勤めしました。
※法要中の写真が撮れませんで申し訳ございません。
※法要中の写真が撮れませんで申し訳ございません。
埼玉県坂戸市H様からお預かりしました仏像は内陣にお奉りいたしました。
法要終了後、境内の焼却場でお焚き上げをしました。
皆さまの色々な思いがこもっている品々。
ねんごろにお勤め、そしてお焚き上げさせていただきました。
『涅槃経』の中で
「一切衆生 悉有仏性(いっさいしゅじょう しつうぶっしょう)」
とあり、
「生きとし生けるものはすべて生まれながらにして仏となりうる素質をもつ」
ということが説かれています。
各宗派諸説ありますが、ここから古代日本では、
「山川草木 悉皆成仏 (さんせんそうもく しっかいじょうぶつ)」
という、
「この世に存在するすべてのものが、私たちを本来の姿に立ち返らせようとして、間断なく働き変えており、すべてに仏性が宿る」
という考え方が生まれ、定着していきます。
今回ご依頼された皆さまのそれぞれの思いが込もった品々は、
私たちを真実(仏法)へと導いて下さる「仏」だったのではないか、と思えた一日でございました。
冷え込みもだいぶ厳しくなってきました。
どうぞお身体を大事になさってお過ごしください。
この度は尊いご縁を有り難うございました。
(釋俊道)
ご報告遅くなりまして申し訳ございませんでした。