2016年08月26日

【受取・法要完了報告】鳥取県A様 平成28年8月19日

平成28年8月19日(金)長野県高山村の高井寺本堂にて、埼玉県Kさま、鳥取県A様からお預かりしました、仏像やお守りなどの感謝の法要をお勤めしました。

埼玉県K様からは仁王像や恵比寿さま、
鳥取県A様からは大きな阿弥陀さま、をお預かりしました。

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お預かりしました仏像などをお飾りしまして・・・

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「今まで有り難う!」こころをこめてお勤めいたしました。

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その後境内の焼却場に移動しまして、木製の仏像は、白木のお位牌などと共にお焚きあげしました。

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本来、「不可思議」「不可説」である真理そのもの(真如)を、私達人間にも「思議」「説けるよう」、「方便」として姿を現してくださっているのが仏様のお姿です。
もともとは木材であったものが、数多くのご縁のもと仏様としての姿になり、そしてこの度その役目を終え、煙と灰に還っていかれました。

お釈迦様は諸行無常の理を悟られました。

森にそびえる大木が色々なご縁で仏像として姿を変え、そしてまた今回のご縁で、煙と灰になり自然に還ってゆく・・・。
仏様としての姿・形は無くなりましたが、仏様そのものが無くなったわけではなく、
真理そのものにまた還っていかれただけ。

折しもお盆の季節です。

私達人間も、縁あり、たまたま今の姿・格好をしていますが、縁が尽きれば、やはり荼毘に付され、煙と骨として土に還ってゆく身です。

そして「いのち」もまた、決して無くなるのではなく、還ってゆくだけ。
「いのち」の「ふるさと」とも言えるお浄土に還ってゆくだけ。

お預かりしました仏像をお焚きあげしながら、ふとそんなことを思えた、お盆明けの一日でした。

まだまだ暑い日が続いております。
どうぞお身体お気をつけてお過ごし下さい。
この度は、尊いご縁を有り難うございました。


posted by 副住職 at 21:53| Comment(0) | 法要終わりました
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