平成28年7月14日(木)長野県高山村本堂にて、鳥取県A様からお預かりしました、仏像や写仏・お守りなどへの感謝の法要をお勤めしました。
大日如来や釈迦如来。地蔵菩薩、恵比寿様です。ご先祖のご遺品との事ですが、経緯がわからないとの事で失礼になってはいけない、との思いから今回お申し込みいただきました。
ご遺品の品々から、A様のご先祖の方々はきっと仏法に篤い方だったのでしょう。
「今まで有り難う。」感謝の気持ちを込めて読経しました。
今回お預かりしました仏様は金属で出来ておりましたので、高井寺本堂内にてお奉りさせていただきます。仏様以外のご遺品については、境内にて焼却させていただきました。
※写真が撮れませんでした。申し訳ございません。
『自分の番 〜いのちのバトン〜』という「相田みつをさん」の詩を思い出しました。
父と母で二人
父と母の両親で四人
そのまた両親で八人
こうして数えてゆくと
十代前で、千二十四人
二十代前では−?
なんと、百万人を超すんです
過去無量の
いのちのバトンを受けついで
いま、ここに
自分の番を生きている
それがあなたのいのちです
それがわたしのいのちです
私は生まれたときから生きていますので、生きているのが当たり前、と思いがちですが、よくよく考えてみると、私には少なくとも100万人以上のご先祖がいるわけです。
折しもお盆の季節です。
ぜひ今回のご依頼をご縁にして、ご先祖から脈々と受け継いでいる「いのち」のつながりに思いをはせていただき、それぞれのご縁の中で、それぞれの分野で、日々を精一杯お過ごしいただけるよう、こころから念じております。
この度は尊いご縁を有り難うございました。
※ご報告遅くなりまして申し訳ございませんでした。